当ブログにお越し下さりありがとうございます。 小学校で習う漢字を カテゴリ一覧に 学年別・画数別に載せてあります。 小1で習う漢字80字・小2で習う漢字160字・小4で習う漢字200字は載せ終えました。まだまだ少ないですが、お探しの際ご活用下さい。

上野界隈を2019年07月15日 23:37

上野界隈を
 三連休三日目は次男の部活がお休みだったので、朝から四人で上野へお出かけ。
 まずは国立西洋美術館の『松方コレクション展』へ。子どもと一緒だと、お休みの日しか行けないので混んでいるのは必至。入場券を買うのに長蛇の列が出来ていて、会場内も凄い人だった。約160点展示されていたが、松方幸次郎氏が買い付けた美術品は三千点を超えていたらしい。
 出口近くにアンケ―トコーナーがあり、夫と私は素通りしたが、子らが記入している。長男のことだからひょっとして…と思って待っていたら、記入したアンケートと引き換えに、シャーペンを貰って来た。よく見つけるわねぇ。
 上野公園の近くの鰻・お肉・ランチビュッフェ・中華を調べて行き、子らが特にリクエストがないというので、過門香へ。全員分が見事に時間差で来たので、一人分ずつ写真を(笑)。焼きプリンがおいしいと次男が大喜び。
 それから不忍池をお散歩して『旧岩崎庭園』へ。岩崎久彌氏が明治29年に建てた本宅は、鹿鳴館やニコライ堂の設計で有名なジョサイア・コンドル氏。天井の高い洋館の至る所に見事な装飾があり、絵画よりもこちらの方が大好きな私は、三人に遅れをとってじっくり見学♪とにかく素晴らしかった(語り出したら数時間かかりそうなので、一言で終了)sorry!
 それから湯島天満宮へお参りし(ききょうの花が咲いていた)、夫と長男が行きたがっていたアメ横へ。地下食品街という所へ初めて下りて行ってみたら、異国だった。アジアの食材とお客さんも外国の方ばかり。豚ちゃんの頭があちらこちらに並んでいた。雨が降って来たのでアメ横散策は切り上げて、地元へ戻ってからお買い物をして帰宅。
 【夕飯】煮物
  (大根・人参・鰯のつみれ・ピーマン二色)先日の煮物をアレンジ
冷奴&ミディトマト
お味噌汁 九州麦味噌
  (大根・しめじ・大根葉)
甘鯛ととうもろこしの炊き込みご飯
  (酒・白だし・塩)
胡瓜のぬか漬け
小玉西瓜

 炊飯ジャーに軽くUの字に曲げて押し込んだ甘鯛ちゃんの目が切ない。とってもおいしく頂いた。ごちそうさまでした。
 連休一日目と二日目は家でのんびりしていたが、今日は一万四千歩。曇りベースで暑くなく、さほど強い雨に降られたわけでもなく、ちょうど良いお出かけ日和だった。なんだか夏休みの様な気がしているんだけど、まだだったわね~(笑)。

友人と お散歩~原美術館~ランチ2019年07月11日 23:59

梅雨の中休みに♪
親子丼
お味噌汁 白味噌・米糀味噌
  (じゃがいも・人参・木綿豆腐・ハム・小葱)
赤蕪の甘酢漬け
サッと煮浸し
  (おかひじき・人参・ハム)
胡瓜の甘酢漬け
トマト
りんご

 春から日程調整をしていた友人とのランチが、七月に入って漸く実現。本当になかなか都合が合わなかったのに、昨夜、ほぼ同時に『明日は品川駅に十時半で良いかな?』とラインをしてビックリ!
 古い建物とお庭のある美術館が好きなので、原美術館が来年閉館してしまう前に行きたいと思っていた。友人とランチのお店を決める際、テーマを『福井の食材』と決め、青山の和食か品川のフレンチの二択にして品川に決まったので、これは渡りに船!と美術館も行くことにした。
 マリオットホテルの近くにある御殿山庭園を通り抜けて美術館の横に出たが、入口が反対側で二人でちょっと迷っていると、明らかに億ションと思われるマンションから出ていらしたマダムが声をかけてくれて
「マンションの中を通り抜けたら早いから通らせてあげるわ。どうぞ。みなさんよく迷われてるのよね。」
と案内して下さった。なんて親切!ありがたや~♪
 展示名は『THE NATURE RULES 自然国家 Dreaming Earth Project』で、行くまでは、ん?だったが、朝鮮半島の非武装地帯の生態系をテーマにした展示だった。北緯38度線を挟んで南北4kmの帯状のこの地には、三百万個ともいわれる地雷が埋まっているといわれ、休戦協定から65年間、人の立ち入りがなかったため、自然の中で豊かな生態系が育まれている。 
 日本にゆかりのある韓国人アーティスト崔在銀氏発案の『Dreaming Earth Project…非武装地帯の豊かな生態系を守り、生きとし生けるもの全ての共生を願う』に共感するアーティストや建築家が参加しており、非武装地帯の地雷撤去・空中庭園や東屋設置といったプロジェクトを可視化する展覧会だった。
 一階の突き当りにあるホールで、映像の上映を見てから館内を観て回るのがおすすめ。これは見るべき!7月28日日曜日まで。

 美術館をあとにして、フレンチのレストラン、フェメゾンへ。こちらも住宅街の中にあり、静かで落ち着いた、レストランウエディングが出来るお店。
 メインはお魚と迷って黒龍豚をチョイス。デザートは、ホワイトチョコのドーム内にフルーツとパッションフルーツのアイスが入っており、家では絶対に作らない(もとい、作れない)一品よね~と二人で堪能。
 すっかり忘れていたのだが、転職して大忙しで都合が悪くなったミュージカルのチケットを譲ったお礼にと友人がおごってくれた♪ありがたや~♪
 とっても充実した、梅雨の中休みの一日だった。

トルコ至宝展~国展~洋食屋さん2019年05月01日 23:59

国立新美術館〜洋食店
 今日から長男の部活が休みで、次男の部活が午前中で終わったので、午後から六本木の国立新美術館へ『トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美』を観に出かけた。混んでいて、ショーケースによっては人の頭の後ろから覗く場面もあったが、懸念していた入場制限はなくて良かった。
 ま~あ凄い宝石!まさか本物じゃないよね?と思う程の大きさのエメラルドにルビーにダイヤが金の上に散りばめられていたり、どん、どん、どん!と置かれていたり…柄の部分がエメラルド製の短剣は圧巻だった。柄がエメラルドよ!(二度いいました)ww
 書店・文具店・お土産物店等、文具を見るのが大好きな長男は、展示をじっくり観た後で、ミュージアムショップに嬉々として入店。
 今日から開催の国画会主催の『国展』が、令和初日で入場無料だったのでそちらも観覧。絵画・版画・彫刻・工芸・写真とおびただしい数の作品が並んでいた。私のお気に入りは工芸。染めや織の帯や陶器・陶磁器などが展示されていて、どれも素敵♪新しい帯を買いたくなっちゃったわ。販売のコーナーもあったが、小物ばかりで着物や帯はなかったわ。いつか自分で帯を染めたり織ったりしてみたい。
 
 目の保養の後は「花より団子?」で、夕飯を食べに洋食屋さんへ。テレビに出たりして有名な老舗の洋食屋さんなのだが、子ども達が注文したハンバーグはおいしくなく、ローストビーフとメンチカツは良かったのだが、結構イイお値段なのに、付け合わせが厚めに切ったじゃがいもと人参で…えっ?もうちょっと手の込んだ付け合わせがないとね~。そんなん家でもできるし。子ども達は、パンの小ささ、ライスの少なさに目が点になっていた(笑)。
 帰りにプレスバターサンドとチーズケーキ、明日の食事の買い物をして帰宅。そしてお口直しに紅茶とチーズケーキで一服(写真右上)。
 夕飯はがっかりだったが、それ以外は全て充実した良い午後だった。

男子三人日帰り遠足?2018年10月13日 21:42

男子三名日帰り遠足?
 今日私は仕事だったので、夫と長男と次男は高校見学会へ。お友達親子も一緒に男子五名で参加したらしい。高校と大学が一緒になっている所で、説明会後は学食で五人でお昼を食べ、おいしかったと。写真左上は私のお弁当。
 先日から長男が「寄せ木細工・箱根」とずっといっているので、昨日見かけた横浜市歴史博物館の寄木細工の企画展の話をしたら、高校見学会後に行くのだと張り切って行って来たみたい。増々秘密箱が欲しくなったと長男(笑)。
 夕方私の方が先に帰宅。三人であちこち満喫して楽しかったのね~。
 写真右上は、夕方男子三人が戻る前の私の一服タイム。今日は気温が低かったので温かい緑茶がおいしい♪頂いた萩の月は不動のおいしさ♪

【夕飯】
☆マルウの蒲鉾(おいしいわさびで板わさ)
☆煮物(作り置き)
☆胡瓜と中華クラゲ和え
☆木綿豆腐・人参・なめこ・蕪の葉のお味噌汁
☆炊きたてご飯
☆胡瓜のぬか漬け
☆キムチ
☆シャインマスカット

 夏、七分搗きで持ち帰ったお米がなくなったので、白米に替えたらご飯が白い!まぶしいくらい!同じこしひかりなのにね!煮物の器は従兄作、あとは全て父作の越前焼。

次男と遠足 小田原へ2018年10月12日 23:29

次男と小田原散策♪
 今日も振替休日の次男。小田原城へ行きたいというので、事前に調べさせた。私の行きたい所も入れ、今日のコースは以下の通り。
 小田原城→だるま料理店(昼食)→報徳博物館→清閑亭(抹茶セット・陶器の器)→小田原文学館(臨時休館!)→ういろう本店(栗ういろう)→本町 風月堂(城下町もなか)→小田原宿なりわい交流館→小田原駅駅地下街(マルウの蒲鉾・最中の皮と餡・冬瓜・椎茸・シャインマスカット)

 行きの電車の中から小田原城の堀や、日本の城の話が止まらない次男。駅を出ると「江戸時代の正規登城ルート」という案内があり、その通りに天守閣まで行ってみた。お堀の橋を渡ると、次男の頭の中では戦で攻め込む兵と守る兵の様子が再現?されているらしく、
「お~っとここで矢の攻撃を受けて兵が激減!」
「この階段の上に槍を持っていたら、一人で十人は倒せる。」
といった実況が天守閣まで続いた(笑)。写真右上の二枚は天守閣からの眺めで、右端は箱根方面。折角の眺めが、午前中は雲が低く垂れこめていたのが残念。次男の一番行きたい所だったので、時間をかけてゆっくり散策。
 写真中段の左から三枚は、お昼を食べた「だるま料理店」。にぎりを注文してしまってから、地魚にぎりというのがあるのに気が付き、激しく後悔(涙)。次男は天ぷらとお刺身のセットでご満悦。
 午後はお堀端を歩き、まず報徳(二宮金次郎)博物館へ。薪を入れるカゴを背負って本を開いている少年の像のイメージしかなかったが、博物館では壮年期の銅像が多く、がっしりした体格の大柄な方だったと初めて知った。至誠、勤労、分度、推譲の尊徳四綱領は日々の生活の根っこに取り入れたい思想だ。
 それから私が一番行きたかった清閑亭へ(写真中段右端と下段左二枚)。黒田官兵衛から十三代後の黒田長成侯爵の別邸跡で、一階から(もちろん二階からも)お庭の向こうに海が望める。午前中は霞んでいた大島もくっきり見えた。
私 「今度、島に旅行に行きたいな。」
次男「ここ。」(と地面を指差す)
私 「ああそうね、日本は島国だもんね。こんな素敵な景色を見ていたら、歌がどんどん出てきそう。」(実際には一首も詠まず)
次男「僕は得意の詩を。」
私 「じゃあ、かぁかは歌人、こぐまちゃんは詩人として小田原の良い景色の所に引っ越して暮らそうか。」
次男「え~やだ。」
といいつつ、抹茶のセットで一服し、開催中の陶芸作家さんの展示を見て、器を一つ購入(まただよ、この人は)。
 それから小田原文学館へ向かったのだが、残念ながら展示入れ替えのため?臨時休館。その後は旧東海道を歩いて小田原名産品を買い(全て食べ物)、駅の地下街でも再び買い物(もちろん食べ物)。
 朝、張り切って早起きして出発したので、予定より早いが帰路に。車内で二人ともコックリコックリ。
 夕飯は近所にできたピザ屋さんでLサイズを購入し、サラダとレトルトをアレンジしたパスタ、りんご。
 文学館は非常に残念だったが、散策日和で良い一日だった。沢山歩いたから今夜は良く眠れそう♪

お盆すんだで夏物しまおうかのぅ2018年08月19日 23:04

今日のご飯とお茶・三菱みなとみらい技術館
 タイトルの福井弁、正しい発音は「お盆すんだで夏もんしまおかのぅ」。もう一度着る機会があるかしら?と吊るしておいた浴衣も出番はなさそうなので、下駄とサンダルを収納した。ノースリーブは秋っぽい色合いの物ならまだ着ていても良いかしら?
 今朝は珍しく目覚ましより二時間も前に目が開いた。早起きすると一日が有意義に感じるわ(笑)。
 主人がサンドイッチの朝食を作ってくれ、食後にゆっくりお茶を飲んでから出発。今日はみなとみらいへ。お休み最終日だから車だと混むかな…と電車で行って正解。駐車場待ちの列があっちにもこっちにも、そして夕方には駐車場から出る車でまた混んでいた。
 お昼は洋食屋さんキッチン大宮で食べ、三菱みなとみらい技術館へ。午後から閉館時間近くまでいたのだが、まだ見足りない(遊び足りない)様子の長男。再入場できるみたいだから、次回は午前中に行ってランチに抜けてまた午後からは入れば良いわね。
 長男はとにかく私の買い物に付き合うのが嫌いで、
「もう行こう、もう行こう。」
と急き立てる!もっとゆっくり見たかったのに…ちょっとだけ買い物をして帰宅。
 夕飯は一晩寝かせたカレー(ものはいい様だ・笑)。帰り道でナムルを買ったので、レタスとトマトを洗っただけ。ラクチン♪

出光美術館・友人BD2018年07月22日 23:59

出光美術館・友人BD
 午前中、部活が休みの長男は自由研究に取りかかっていたが、本に載っていて簡単そうなものを選んだので、そのテーマを選んだ理由という書き出しのところで早速躓き、最初からグダグダ。そこで、出てくる物質の化学式・性質・主な用途を調べることにして、
「ああややこしい、難しい、面倒くさい。」
と。そりゃそうよ、楽しようと思って選ぶとそうなるのよ。
 なんとかスムーズな書き出しに持って行けそうな目途が付いたので、午後から出光美術館へ。今日で二回目なのだが、さすが出光さん、エエ物持ってはる!と今日もイイ物を見てきた。平安から江戸時代までの物が約六十点展示されていて、六曲一双の「三十六歌仙屏風」は圧巻!江戸時代の作品になると色彩が非常に色鮮やかな状態で残っている。[俵屋宗達.画]の物と、[伝.俵屋宗達]の物があり、図工で昨年、風神雷神図屏風や尾形光琳を習った次男が、[伝.俵屋宗達]の「扇面散図屏風」」の前で
「花とかが浮き出て見えるように奥の部分や周りをぼかすのが俵屋宗達っぽい。こことか、こことか、風神雷神の描き方と似てる。僕はこれ、本人が描いたと思う。」
と。へぇ~なるほどね~。こぐまちゃんはそう思うのね~。今日も見終えてから皇居を眺めつつお茶を頂き、美術館をあとにした。

 夕方友人と有楽町で待ち合わせてお茶をし(子どもは二人で帰宅)、友人のお誕生日食事会へ。ワイワイお喋りしながらお腹いっぱい食べて楽しいひとときだった。

大同窓会・出光美術館 宋磁展2018年06月09日 22:49

大同窓会・出光美術館 宋磁展
 昨日、舞浜のホテルでかつての職場の大同窓会があった。豊洲のららぽーとで映画を見ていた同期と合流し、腹ごしらえをしてから会場へ。大と謳うだけあって本当にもの凄い人だった。ディズニーに行かないのに舞浜ってレア!
 懐かしい方々に沢山会えてお話ができて、あっという間に時間が過ぎた。それから同期とラウンジでやっとこさ座ってお喋りをし、友人をあちらこちらへ送り届けて帰宅したら日付が変わっていた。興奮して三時頃まで寝付けなかったのに、空が明るくなったら目が覚めてしまった。長男が朝練で出かけるからちょうど良かったのだけど。

 長男の帰りを待って午後から丸の内にある出光美術館へ、明日まで開催中の「宋磁」展を見に出かけた。外を歩くと夏の陽気で、よく効いた電車内のエアコンが心地良かった。百強あった展示品のうち、北宋・南宋・金の時代の白磁と青磁が圧巻の品揃えで、その殆どが自館所蔵品だった。
 天目茶碗も数点あり、青磁の物も、糸のように細い縦縞の線がある禾目天目もまた美しかった。蓋の取っ手に獅子があしらわれた水差し(水注というらしい)の前で、次男が私の所へ来て
「これ見て、注ぎ口の周りに細い線がぐるっと一周してるでしょ?そんなに細かいのに、蓋に乗ってるこれはちょっと適当に作ってる感じがする。」
という。返答に困り、
「可愛らしい獅子じゃないの。」
というと、すぐ横にいたマダムが
「なるほど!おっしゃる通り!面白い所、細かい所に気が付くのね~。素晴らしいわ。」
と。母、増々なんと答えて良いか分からず(笑)。次男は褒められたと得意気だった。
 写真右下は館内(帝劇ビル9階)からの眺め。雲間からカーテンのように光が降り注ぎ、美しさに思わず写真をパシャリ。お堀に面した一角に無料の給茶機とベンチがあり、{出光さま至れり尽くせりね~!まぁハイオク使ってますから、この紙コップ一つくらいはわが家からの出資かしらね}と思いながら一杯頂いた♪

 夕飯は三種のレトルトトマトソースでパスタバイキング。オマール海老・イベリコ豚・合い挽き肉のボロネーゼ。マセドアンサラダ、ブルスケッタ、りんご。わっさわっさと繁ったベランダの大葉とバジルを沢山使いイイ風味♪そして食後はとっても喉が渇くの~!

二日遅れの文化の日2017年11月05日 23:18

二日遅れの文化の日
 今朝長男は三日間で一番早起きして、女子が出場する都大会の応援に出かけた。
 主人と私と次男はみなとみらいへ。今日はヨコハマトリエンナーレの最終日、晴れてお散歩に調度良い。横浜の銀杏並木は段々と色付き、銀杏が落ちている度に拾いたそうな主人と私を次男が止める(笑)。トリエンナーレの三会場の内、一つは夏に行ったので今日は残りの二会場へ。次男がこれはどういう意味があるのかとしょっちゅう聞くのだが、答えはただ一つ
「近代美術はよく分からん。理解しようとせず何かを感じてちょうだい。」
歴史ある佇まいをそのまま残した横浜税関資料展示室へも寄り、麻薬密輸のビデオを見た次男が、それから赤レンガ倉庫へ移動するまでずっと覚せい剤の話をしていた。もうイイよ~廃人になる白い粉の話は。
 赤レンガ倉庫のレストランでお昼を食べたのが写真上段。早起きしてお弁当を作る気力がなく、長男には買ったサンドイッチとあんパンを持たせておいて、われらは海を見ながらローストビーフと、サラダ&パンバイキング。長男くんごめんよ~!
 食後は海辺(岸壁)をお散歩しながら海上保安庁の工作船資料館へ(写真中段の右三枚)。以前、銃撃戦になって被弾した巡視船『あまみ』を見学したことがあり、船内に敢えて保存してある被弾箇所と船の装備や小ささに青くなったことがあるが、今日見たのは銃撃戦の末に自爆撃沈した工作船。陸に揚げられていることもあるだろうが、これが結構な大きさがあってびっくり。一緒に引き揚げられた物や武器類は質素な物だった。
 写真中段の一番左は、ちょうど大さん橋埠頭に入港した大きな大きな客船。お天気も良いので、お部屋のバルコニーから沢山の人が景色を眺めていた。
 なるべく階段を選んで沢山歩き、夕方に帰宅。
 夕飯は、14品目のおかずサラダ、巻かない卵焼き、焼き厚揚げ、お味噌汁、炊きたてご飯、セロリのぬか漬け、りんご。今日は道路が混むからと電車で出かけたので、主人は昼も夜もビールを飲んでご満悦(笑)。
 十一月三日は一日家にいて家事や荷造りをしていたので、二日遅れで文化に触れた一日だった。

参観・ラーメン・美術館ハシゴ2017年10月13日 23:59

参観・ラーメン・美術館ハシゴ・夕飯
 昨日までの日中夏日から一転、冷たい雨の一日だった。
 午前中、次男の小学校の学校公開で参観に行き、お昼は三度目か四度目の正直で普段行列のできるラーメン屋さんへ。おいしいと定評の、店主が一人で切り盛りしているお店で、ラーメン屋さんにありがちな、掃除の行き届いていない汚い店内!お味は良し♪
 それから東京国立近代美術館工芸館へ。写真右下が外観で左下がお目当ての展示。辻清明氏の信楽焼と唐津焼が一度に沢山見られ、圧巻。ときどき越前の土や備前の土で焼かれた物もあり、窯変の器はやはりとっても素敵。越前焼をしている父が見たら、創作のヒントになるだろうな~。明治に建てられた重要文化財の建物もまた良かった。
 それから来た道を、歩道に沢山落ちている椎の実を恨めしく眺めながら戻り、東京国立近代美術館へ。雨の中、傘を差しながらしゃがんで拾うのが億劫なのと、手が濡れて汚れそうなのと、ハシゴするから時間が勿体ないのとで後ろ髪引かれながら素通り。お次の目的は常設展と特別展(写真中)。
 所蔵作品展の藤田嗣治氏や東山魁夷氏の作品の多さにビックリ圧巻、ピカソもアンリ・ルソーもあり、帰って夕飯作らなきゃでゆっくり見る暇がなかったのが非常に残念。また行こう。
 企画展の『日本の家 1945年以降の建築と暮らし』は、スケッチあり、設計図あり、写真あり、縮小模型あり、で非常に分かり易く見易く面白かったが、主人にどんなだったかと聞かれても、何とも説明が難しく、とにかく一度見て!としかいえない感じ。
 そして、建築物としての家と同時に、家族で暮らすことにも思いを廻らせながら見てまわる内容だった。転勤族である主人の勤務地に一緒に付いて行くことを選んできたことに後悔はないし、行く先々での暮らしや出会いは貴重で大切なものだが、子どもが小さい時期にこだわりのある家を建てたなら、リビングの梁や庭の木に架けたハンモックで遊んだり、庭に実のなる木を植えて一緒に収穫したり、長男が喜びそうな本のあるスペースを作ったりして、家の中にも沢山の思い出が沁みついている暮らしもあったのだろうと思うと、少し切ない気持ちにもなった。
 夜は朝のうちに煮ておいた煮豆、和風とろみスープ(蕪・蕪の葉・絹豆腐・鶏挽肉・なめこ)、じゃこ天、レタス・ベーコン・椎茸炒め・炊きたてご飯・柿とりんご。
 家族揃っての食事と会話、そのままの貴方達が愛おしいのだと伝えること、健康でご飯がおいしくて普段通りの日常の積み重ね、やはりここよね~こだわりのある楽しい家に劣らない家庭になるには。