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東京シティバレエ団『白鳥の湖』とパンダ2018年03月03日 23:59

白鳥とパンダin上野
 子どもの頃から顔にほくろが多い。お昼過ぎに出かけるまで時間があったので、暇に任せて片っ端からほくろとシミをコンシーラーで消してみた。なるほど~結構印象が変わるものだ。
 今日は私一人でお出かけ。ときどき一緒に舞台を観に行く三十年来の友人との待ち合わせは上野駅。合流して東京文化会館の二階にある精養軒で、一年半分の近況報告等をしながら食事&お茶。駅の構内からパンダパンダパンダ。折角だから乗っとけ~!と、食後にパンダとスカイツリーの描かれたカフェラテを、帰りにレジでパンダクッキーを購入して大ホールへ。
 『白鳥の湖』を観るのは久しぶり。東京シティ・バレエ団創立50周年記念公演で、東京都交響楽団の演奏。オーケストラピットがある舞台は客席から少し遠くなってしまうのだが、今日の席はかなり前だったので(といっても見上げる程ではなく)、衣装の刺繍や細いリボン等までよく見えた。今日は『とても良かった!』の連続で、さすが50周年記念!と思うところばかり。ゲスト出演のオデット&オディール、ヤーナ・サレンコ氏、ジークフリード王子のディヌ・タマズラカル氏は共にベルリン国立バレエ団のプリンシパル。それに生オケでS席一万円ってお安くない?お衣装も舞台セットも豪華で、安っぽく見えがちなパステルカラーのお衣装が淡く優しく落ち着いた色合いで、まさに一幕の緑多きお城の庭や森のイメージ。後半の舞踏会の衣装はシックな色合いに統一され、エレガントでゴージャスでこれまた素敵だった。
 四羽の白鳥さん達の足の付け根からつま先までの動きが揃っていて、それはそれは綺麗だった。四人が揃うってどれだけ練習したらそうなるのかしら?道化さんのバネと軸はとにかく素晴らしく、王子はジャンプもターンも安定して素晴らしく、シェネのスピードの速いこと!そしてホールドする動きの一つ一つが丁寧でうっとり。
 何度も何度もため息が出たのは黒鳥オディールの妖艶さと、ブレない軸と、くの字に伸びた足の甲、そしてこれでもか!という程の基礎の上に重ねられた卓越した技巧。終盤は鳥肌が立ちっぱなしで、白鳥の湖を観て泣きそうになったのは生まれて初めてだった。
 思い出すときりがないのでこの辺で。帰りに上野駅構内で長いことパンダグッズを見て回り、漸く帰路に。とっても良い一日だった♪